ビギナーズラック?U

 皆さんはビギナーズラックを信じますか?今回もまた、幸運な?お客様のお話です・・・
2001年5月30日、この日はお客様もようやく切れ、久しぶりの休日。いつもより少しだけ遅い朝を
迎え、朝食を摂りながらNHK朝の連ドラ“ちゅらさん”を観ている所にお店から突然の電話が・・・
(商売柄、お客様優先なので休みだろうが夜だろうがお構いなし!電話に出た奴の負け!)
   “日本人のお客様から電話があったが内容が判らない。電話をしてみて!”
っていつも通りの内容。
 お客様の御希望は、“今日ダイビングに出かけたい!” 時間はもう9時、しかも昨日の時点
で他に誰もお客さんがいなかったため、ダイビングに出るボートのスケジュールは無し!ボートは
あってもオペレーターがつかまらない可能性がある・・・。他のショップを紹介しようにも時間が遅す
ぎる・・・。人数はたった2人・・・いろんなことを考えながらもとりあえずお店に連絡をいれアレンジし
てみる事に・・・。もちろんお題が“ビギナーズラック?U”ですから、このお二人ダイビングに無事
出かけることが出来たのです。
 このお二人、看護婦さんで先輩と後輩の関係、ダイビング経験本数は二人とも18本。
もちろんパラオは初めて、しかもネコマリンで潜るのは今日一日だけ・・・
    “今日一日だけ、せっかくだから良いポイントで潜らせてあげたい”
って気持ちもあり、小川2号もイザという時の為のアシスタント、兼ビデオシューターとしてボートに
乗り込む。ダイビングに出かけられたことだけでもかなりラッキーなこのお二人、しかしこのお二人
の幸運はとどまるところを知らなかったのです・・・
1本目:German Channel
 出発時刻が遅かったのがさいわいし、ポイントにボートは僕等1艇のみ。マンタには会えなかった
ものの、良い潮が上がってきており、ギンガメアジやマダラタルミ等、上潮時の常連さんと御対面を
果たし、ちょっと変ったウミウシ3種、潜る前から観たい観たいと言っていたカメともランデブーできて
御満悦!
2本目:Blue Corner
エントリーが3時近かったので、ここもやはり僕等だけ。ダイビング開始直後から、ロウニンアジ、
ホワイトチップが、獲物を見つけアタックしようと、壁沿い同じ場所を盛んに動き回ってるは、展望
ポイントでも僕等のすぐ脇でグレイリーフシャークの群れが明かに何かを狙って動き回っているは
で水中は大賑わい!
 さて、問題はここから!展望ポイントを離れリーフ上の水路を散策している時に、何気なく自分の
左後方に顔を向けた瞬間、ぼくのすぐ横、手を伸ばせば届きそうな所に、大きな丸い目だけが
見えたのです。初めは何だか判らず、 “えっ!マンタ?、コーナーの棚の上でマンタ?”と頭を
悩ませもう一度横を向くと、そこには平べったい頭に大きな目、でっぷりとした体を携えた3m以上
はあるであろう“ハンマーヘッドが!!!!!”
 ぼくより先に嫁さんはこの巨体に気付いていたらしいのですが、まさかハンマーが出るなんて思
ってもみないし、彼女は”お初”だったので、やたらでかいグレイリーフシャークだと思ってビデオを
まわしていなかったのです・・・。ぼくの横をすり抜ける少し前から“ハンマーヘッド”って事に気付
いたらしいのですがここでも見入ってしまった為にビデオに写っているのは横のショットから泳ぎ去
る所まで!悔やまれます・・・
 こんなものに出会ってしまったお客様!結局、翌日も一緒にダイビングをする事に。
翌日は朝から暴風雨!一旦はお客様の判断でキャンセルということになったのですが9時近くに
なり天候が落ち着いてきて、いざダイビングへと出発。この日もお客様はこのお二人のみ!
ポイントはウーロンチャネル!
 運の強い人って本当にいるんだなって、また思いましたよ。ウーロンチャネル沖合いでハシナガ
イルカの大きな群れに遭遇。とにかく群れの規模がでかい。何頭いるのか全く予想がつかないの
です・・・。しかもこの群れ“チョーご機嫌?”な群れで、サービス満天!
      “群れ全体が水面でジャンプを繰り返しながら移動していく”
こんな光景見たことありますか?初めての事に僕はもちろん、ボートオペレーターまで大興奮!!
 ただ残念な事にこの日ビデオ係りの小川2号は“ロックアイランドツアー”のガイドをしていた為
この光景は証拠として残っていません・・・。もちろんこの日のダイビングもスッゴク楽しめました。
長々と書きましたが皆さんはどう思いますか?
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レックダイビングについてU

 前回僕が書いた“最近のお気に入り”の最後に、次回は“マイブームサメの観察”がお題と書いた
のですが変更です・・・。“マイブームサメの観察”は書いてみたのですが、スゴイ長編になってしま
い、しかも書けば書くほど疑問が沸いてきて収集がつかなくなってしまったのです。色々と調べて、
整理がついたら載せる事にします。ライフワークになるかもしれませんが・・・
 で、今回は皆さん余り興味ないかもしれませんが、 またまたレックダイビングについてです。
“何故またレックダイビングなのか?”それは最近“レックが荒れてきたから”なのです。

 ネコマリンでは、お客様柄?レックダイビングをよくやりますが、最近毎回思うことがあります。
それは何かと申しますと、“景色が違う・・・”、“ここにあったものはいったい何処へ行ったの?”、
“なんで遺留品が見やすく山積みされてんの?”等など・・・人為的な行為による変化が多くなって
いるのです。
 レックダイビングの楽しみ方の一つに、遺留品を見つける作業(探す行為)があります。遺留品を
観察する事により、歴史や当時のことについて色々と考えることができるのです。ただし、ここパラ
オではダイバーによる魚介類の採取はもちろんのこと、沈船遺留品の採取も法律で禁じられてい
ます。(他の多くの国でも変らないと思います。)採取しないまでも、場所を移動させるのもどうかと思うん
ですが・・・
 もともと沈船自体自然な物ではありませんが、時間をかけてその環境に同化し、生物の棲家と
なっています。考えてみてください、僕等は普通にダイビングをする際、水底にあるものを右から左
に動かしたり、1ヶ所に集めたりなんてしませんよね。観察する為に手にした物は元の位置に戻す、
これが基本ですよね!
 ダイバーが潜る事により、大かれ少なかれ水中の環境破壊を招くことは事実です。その被害を
最小限にする、環境の保護を考える事はダイビングをする一人一人が考えなければいけないこと
だと思います。こんな偉そうなことを書いておいて、自分はどうなのかと自問自答してみると・・・
胸が痛むことが結構あります・・・ごめんなさい。皆さんも考えてみてくださいね。
 さて、話しは変ってもう少しレックの楽しみ方について書きましょう!殆どのレックポイントが内湾
に在るって事は御紹介済ですよね。内湾に存在する為、透明度は今一つですが流れが殆どない
のです。って事は、じっくり生物を観察するには持って来いって事ですね。レックの周りには刺胞
動物であるハードコーラルやソフトコーラル、またホヤなどの原索動物や海綿が沢山ついています。
またそれらを棲家とする、エビやカニなどの節足動物や魚達も沢山存在します。
 これはまた僕の趣味になってしまうのですが、珊瑚やホヤ等の捕食行動、ソフトコーラルについた
モエビ類の動き、肉眼では点にしか見えないプランクトンや幼生達の動きなど結構面白いものが
観察できるのです。(もちろん沈船の内部探索も相変わらずやってますよ。)
 みなさんがもしパラオに来て、あいにく天気が悪くレックポイントを潜らなければならない羽目に
なってしまってもがっかりしないで下さい。
 レックもパラオです、見方を変えて普段は気にも留めないようなものを観察してみてください。
きっと新しい発見があるはずです。
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ある1つの疑問から...

 とっても気になっていたことがある。それはダイバーなら誰でも知っている(?) サイナス。ダイバー
になろうとOWの本を読んだ時に始まった疑問なので、かれこれ5年以上の付き合いになります。
 最初の疑問は "サイナスって初めて聞くけど何?" でした。サイナス(副鼻腔)は、おでこ、
ほほの内側に存在する空間をさします。でもそれこそ "なに?それ?"って感じで、さらなる疑問が
続いたわけです。"それは何のためにあり、何の為に必要なのか?" って事。
 インストラクターになろうと決めてから本格的にこの疑問と闘おうと何度かトライするものの、全然
前に進まない。調べようにも載ってないんです。最初は家庭の医学書、次にはダイビングの辞典数
冊を調べるけれど詳しい記載無し。
 パラオに来てからは日本にいる頃に図書館にでも行けばよかったと反省していました。
(最後まで読んでいただくと、思い違いをしていたので、自分一人では解決しなかったことに気付くのですが…)
なぜこんなに知りたいのか?
 ・サイナスの機能については何も聞かないけど、炎症のためダイビングに支障をきたすとか、
  痛いとか、蓄膿とかマイナスイメージばかりクローズアップされる。
 ・ダイビング中、痛さも感じないのに鼻血が出るお客様だって疑問に思うはず!
 ・もしこのサイナスが使えなくなったら人はどうなってしまうのだろう?
 ・そして何年も私を惑わせないで!!

との思いからです。
 ガイドをしているといろんな職業のお客様に会えます。その特権を利用してお医者様に聞いてみ
ところ、皆さん一様に"わからない"ってはっきり言ってくれました。うやむやに返事を濁さない所が
正直、本当に嬉しいです。(実は私の質問が的外れだった!後で気付きました・・・)
 更に嬉しいのは、何故かとても親切な方ばかりで、帰国後、忙しいのにわざわざ調べて、情報を
送ってくれるのです。これには本当に感謝です。 今までに調べて頂いた結果は、
 "機能的意義は明らかでなく、保温とか保湿、発声の共鳴腔、軽量化、力学的な強度
  などが上げられているけれど、どれも決定的な証拠は無い。"
とのこと。
 "意義は明らかでなく、証拠も無いー!??"
まさに人体の不思議を感じるのと、また振り出しに戻った残念さと・・・。しかし、こりもせずその後も
と聞きまわっていたころ、ある医療関係に携わる親子の方から興味深い事が聞けたのです。
 上記の事をお話しした上で、
 "進化の過程で必要じゃなくなったとかなら納得できるんですけど・・・言ったところ
 "人間の体って必要じゃないものや意義がわかってないものって沢山あるけど…。お話
 を聞いていると(痛いとかのマイナスイメージ)、重大な病気になる前に、炎症起こして
 痛くなったり、そこに膿を溜めたりして、先に私達自身に気付かせてくれたりすることが
 役目なんじゃないかしら?直接、脳などの大切な所に行かせないためのものなんじゃな
 いかしら?"
 なんてお話しが・・・
 まさに目からうろこでした。"あらっ!!"ってな感じで・・・その通りですね。なぜ気付かなかったの
だろうと思います。その後ダイビング関係の本を読んでいてある記事を目にしました。
 "潜ってみたらサイナスが痛む。どうしたものかと思い病院へ行ったところ軽い蓄膿症と判明。"
立派ですね。サイナス君!!"痛いときには休みなさい、無理をするのはやめなさい" としかっり
教えてくれているのです。
 1方の視点からしか見ていなかった私の考えでは、私の納得する答えは見つからなかったのは
当然です。先生方は私の質問に対して的確に答えてくださっていたからにもかかわらず、その方
向性で先生方に質問しても私が納得する答えは出ません・・・。医学的にどうであれ、私の納得す
る答えは見つかりました。ただ、これからも時折考えるだろうし、"どう思いますか?" って聞くだろ
うと思います。その時には皆さんも一緒に考えてみてくださいね。変な質問もすると思いますが…
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最近のお気に入り!!

 人は皆それぞれ密かな楽しみを持っています。人に話せるような内容のもの、そうでないもの。
自分の心の中だけに秘めて、他人には絶対に教えたくないものなどなど・・・。色々あると思います。
今回は別にいやらしい話しでも何でも無く、最近よ〜やく気が付いたお気に入りの魚についてです。
(そんな事今ごろ気付いたのって思う方もいるかもしれませんが)
 パラオへ移り住んで約1年半、なぜ今ごろになってこの魚がお気に入りになったのか?それは、
今回の主役となる魚たちは、パラオのドロップオフではごくごく普通に見る事が出きる種類なので、
今まであまり気に留めていなかったからなのです。さて、その魚は何かって申しますと、
 “タカサゴ系のお魚たち”  特に、ピンストライプフュージラークマザサハナムロがお気
に入りですね!!(何だか判らない人は図鑑を調べてみてね)
但し、この魚達を自分のお気に入りの状態にするには、ちょっとした条件が必要になります。
  条件1.天候は曇り、もしくは太陽が傾きかけて水中があまり明るくない事。
  条件2.透明度が良い事。
  条件3.観察する際は個体ではなく、群れ全体を観察する。
  条件4.自分の世界に入りこむ(これが一番重要)

 さて、以上の条件を踏まえてここからが本題!
なぜこのタカサゴ系の魚達がお気に入りかって〜と、まるで自分が宇宙空間、それも流星群の中
にいるような錯覚に陥れるからなんです。もちろん本当の宇宙空間や流星群なんて知りません!
しかし、TVや映画のSF物に出てくる映像によって創り出された、自分のイメージする宇宙空間に
かなり近いものがあるのです。
〜イメージを膨らませて想像してみる?〜
 光のあまり入らない薄暗い水中、沖や水深が深くなるにつれより濃さを増していく海の色。
ドロップオフの深場から、無数の青白い光が初めはぼんやり、徐々に鮮明になりながら迫り、目の
前を横切り、方向を変え泳ぎ去っていく無数の青白い光が、海の青に溶けて消えていく・・・
 こんな光景が繰り返される中、自分は水に包まれながら思考を止め、時間すら止めたくなる。
多分この光景は、写真やビデオでは伝えられるものではないと思います。自然光のみで撮影する
には暗すぎるし、人工的な光を用いたのでは微妙な光/色の変化が楽しめないと思うのです。
 そして実際に水中にいることが、より視覚的な効果を高めている事も事実でしょう。
しかし、この幸せな時間はそう長く続かない・・・
 なぜかって?
それは以前の僕のように、この手の魚にあまり興味を示さないお客様が、“もう飽きちゃった”って
感じでうろうろしているのが目に入ってきちゃうんで現実の世界に逆戻り・・・とほほ・・・
 このタカサゴ系の魚の群たち、“光が射し込む、明るい海で見ても面白くないの?” と勘違いし
ないで下さい。明るい海の中でも見る角度によって光を反射したり、色合いが変わったりと充分楽
しめるイケてる?魚たちです。ただ、薄暗い中で見る方が幻想的で“僕の好みに合った”ってだけ
の事です。いずれにしても機会があれば一度注意してご覧あれ。とても不思議な感覚ですよ。
 そーいえば、こーゆーのを“マイ・ブーム”と称するのでしょうか?ん!!もしや“マイ・ブーム”って
言葉はもう死語???(ごめんなさい、情報にうといもんで)
 まあいいや、次回のお題は“マイ・ブーム:サメの観察”に決めた!!お楽しみに。
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ビギナーズラック?

 皆さんはビギナーズラックって信じますか? 8月8日、晴れ。今日は体験ダイビング2日目のM
ちゃん、友達のダイバーYちゃんと外洋にてダイビング。今日はガイドもボートも余裕があったので、
Yちゃんは小川1号とファンダイビング、Mちゃんは私、小川2号と体験ダイビングのマンツーマンで
さらに2人で1ボートというかなり贅沢なダイビング。
 1本目はゲメリスコーラルガーデン、透明度も良く定番の魚たちはもちろんのこと、カメやツバメ
ウオの群れ達も私達を迎えてくれる。ランチの間に風波も落ち着き、2本目はいよいよダイバー憧
れのブルーコーナーへ。体験チームは上げ側1番ブイよりエントリー。すぐにグレイリーフシャーク、
ゴシキエビの歓迎をうけ、気分はますます盛りあがる一方。
 ゆっくりゆっくり深度と相談しながらコーナー方面へ向かっていくと、2番ブイよりエントリーしてくる
ファンダイビングチームを見つける。この時沖にギンガメアジの群れがいたので、Mちゃんと仲良く
手をつないで中層を泳ぎ、少しの間浮かんで群れを観察することに。太陽の光が彼らの体に反射
し、キラキラと光の粒を撒き散らしてる。(Mちゃんが高所?恐怖症じゃなくって良かった。)
ちょっぴり流れてきたので棚の上に移動してウォッチングを開始、ギンガメアジ、マダラタルミ、
ウメイロモドキ、サメ、どんどん魚が集まってくる・・・この棚の上には私とMちゃんだけ。
ナポレオンがやって来ないかと、キョロキョロしているところへ、突然、ギラギラとした2mくらいの
平べったい魚が目に飛び込んでくる。距離にして約10m、まさか・・・
カッ・カジキ???カジキだよ−!!!
初めて目の当たりにした私は大興奮!落ち着いているMちゃんの腕をバシバシ叩き、何度も大声で
“カジキーッ”って叫んでた。ほんの5秒程度だったけど、思いこみの激しい私は “これはMちゃん
が運んできてくれた幸運”
と信じてかなり御満悦。
 その後、彼女の幸運はダイビング中尽きることなく、最近久しく見ていなかったマダラトビエイとラン
デブーをし、ナポレオンの愛くるしい目に笑わされ、バラクーダの群れに圧倒されるというダイビング
をさせて頂きました。
 ブルーコーナー最大深度10.2m、潜水時間50分、彼女の残圧150!?(興奮した私は70)
 Mちゃんの幸運に感謝して、これからもこの運が彼女に続く事を祈って。Happy Diving!!
追伸、ビギナーズラック?:小川1号談
皆さんがビギナーズラックを信じるかどうかは別にして、その時の運の良い人、悪い人がいる事は
確かだと思います。例えば、マンタリクエストで潮を狙って入ったにもかかわらず遭遇できない人。
(ガイドの狙いが悪いって言われれば、それで終わってしまうかもしれないけど・・・) 砂地散策を目的で入った
のに、マンタとのランデブーを楽しんでしまうビギナーダイバー。挙げていくときりがありません・・・
この1年間いろんな方をガイドしてきましたが、僕等に言わせるとビギナーズラックは“ある”と思い
ます!(日本人はもちろん、他の国の方にも当てはまります)  この方達に共通して言えるのは、単純に海
を楽しんでるってこと。この表現は語弊があるかもしれませんが、変にすれてないので何処を潜って
も楽しめちゃう人達なんです。
 ところで、うちの奥さんとMちゃんがバショウカジキを目撃していたときに、僕とYちゃんは何をして
たかって〜と、より大きな群れが集まっている彼女達よりも深い水深の棚でフィッシュウォッチング
をしていたのでした・・・
 その晩Mちゃん、Yちゃんと一緒に食事をしたときに“きみはすごくラッキーなんだよ”と事細かに
皆で説明したのは言うまでもありません。
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レックダイビングについて

 パラオの日本人経営のダイビングショップは殆どと言っていいほど、レックダイビングをしません。
(2000年の話です。今は多少変わってきています。)
  それは何故かと考えると?
 ・殆どのレックポイントは内湾にあり、潮通しが悪いため透明度が悪い。
 ・雑誌などはメジャーポイントしか取り上げていないため、お客様のイメージは
  “パラオ=大物、群れ、珍し系マクロ”の方程式が成り立っており、ニーズが無い。
 ・なんと言っても、日本人ダイバーはフィッシュウォッチング好き。
 そりゃそーですよね!わざわざ日本からパラオに来て、透明度が悪い、しかも薄気味の悪いレック
(ごめんなさい!)ダイビングなんて出来ればやりたくないですよね。僕も始めの頃は、レックダイビング
大嫌いでした!しかし、NECOMARINEは欧米系のお客様が多く、レックダイビングのリクエストが
結構あり、回を重ねる毎にレックダイビング好きになってしまったのです!!
(とは言っても、メジャーポイントの方が好きなんですけどね・・・)
 レックダイビングの醍醐味!!それは何と言っても“川口探検隊” の気分が味わえること!
(ん!古い? たぶん20代後半以降の人であれば、判ってもらえると思うんだけど・・・)
 はじめのうちは沈船の外側だけを周っていたのだけれど、これでは面白くない!!やはり内部探
索をしなければ!しかし、とてもじゃないけど、1ダイブで全て周りきれるものでは有りません。
しかも船底の方まで降りてしまうと、水深が40mくらいのポイントが殆どなので、無減圧潜水時間
が短い!トライミックスでも使って、思う存分沈船探索を楽しみたい今日この頃なのです。
たぶん穴好き!の方ならレックダイビングを楽しめると思います。
穴好きと言っても、上から光が差し込むブルーホール系ではなく、横穴やケーブダイビング系の方
にお勧めです。
 パラオの沈船は、第二次世界大戦中に沈んだものが殆どです。
日本が1920年〜パラオを統治していた関係で、第二次世界大戦中のパラオは日本軍とアメリカ
の激戦地となりました。パラオに沈んでいる殆どの船は、第二次世界大戦中に沈没した日本の船
なのです。こんな歴史的背景を知った上で潜ると、なおさら面白いのです。
“今日はあの部分を中心に攻めてみよう”
“あの狭いハッチを入っていくと中には何があるのだろう”
考え出すと止まらないんです!
 沈船内部の船室、船底には粒子の細かい砂が堆積してます。
その中にはもちろん生物が生息しているし、沈船自体が漁礁となって、様々な魚や動生物の棲家
になっています。レックダイビングを無理強いする気は全くありません。
ただパラオには戦争の傷跡があり、戦争の遺品も沢山ある。
そんなことを考えながら潜ってみてもいいんじゃないかなって独り言です。 レック・沈船情報へ戻る
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ドリフトスノーケリングツアー

 ネコマリンはノンダイバー向けに、ランドツアーや、スノーケリングツアーも行なってます。
もちろん日本のお客様が入ったときには、僕達がガイドをするわけなんですが。
 昨年(99)8月、ご家族連れ7名のスノーケリングツアーが入った時のことです。このご家族、
とてもスノーケリングツアーを気に入ってくれたようで、2度もツアーに参加してくださいました。
2度目はこっちも調子に乗って、通常は殆どやらないツアースケジュールを組んだ次第です。
 スノーケリングのポイントは、ウーロンチャネル! (パラオに来られたダイバーの方ならご存知ですよね?)
ここは僕達の大好きなダイビングポイントでもあります。このポイント、上潮でチャネル(水路)内に
いい具合に潮が入ると、豪快なドリフトダイビングができるポイントなんです。その日もちょうどいい
具合に流れていたので、皆でドリフトスノーケリング!チャネル入り口にボートを止め、エントリーし
たら船べりのロープに皆で掴まって体制を整え、いっせいにドリフトスノーケリング開始!
流れに乗ってのスノーケリングなんて、もちろんみんな始めて!流れはもちろんのこと、下を見れば
”サメだぁ!” ”亀だぁ!”、なんだかんだ!もう全員興奮状態!!
調子に乗ってもう一本やっちゃいました。機会が有ればぜひまたやりたいツアーです。
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初体験 クジラと泳ぐ!

 4月9日、その日は僕が約1週間くらいガイドしていたお客さんが最終日で、リクエストと
して“大物が見た〜い”って事だったので博打度の高いポイントなんだけど、”シャークシティ”へ
行ってみることに。 (実はシャークシティは良く知らないポイントだったのでAN’Sの秋野さんに同行してもらい、
 いろいろと教えてもらいながら・・・本当に感謝、感謝なのです)

 本題に入る前に、シャークシティーの説明。
位置的には、ウーロンチャネルからさらに西側にボートを15分くらい走らせた所。ここは、当たれば
ものすごい大きさの群れと遭遇できるポイントで、なおかつ潮の流れが強いことで有名なポイント。
群れの大きさはブルーコーナーなんて目じゃない、流れもペリリュ―コーナー、ペリリュ―エキスプ
レスに匹敵するってくらいスゴイポイント・・・ペリリュー同様すぐそばを本流が流れているので、ガイド
としては緊張度の高いポイントでもあります。 (リクエストしてもらっても“いいよ、じゃあ行こうか”って簡単に言えるポイントではないので御了承下さい・・・)
この日のシャークシティ−は、“おお!これはっ!”って物には会えなかったけど何かが出そうな
雰囲気いっぱいで、透明度もよく、幸せなダイビングが出来たのでした。
 さて本題はここから。
シャークシティーでのダイビングを終え、ランチ休憩のためウーロン島へ向かう最中のこと。
波間に背鰭が見え隠れしているのを発見!
“イルカ”だってことでボートで群れの側へ近づいて行ったのです。
水面から見た限りでは、4〜5頭くらいの小さなグループが4つくらい確認できました。
しばらくその群れを観ていたのですが、何かがいつもと違う!
よーく観察してみると、背鰭の形がいつも見るハシナガイルカと比べて鋭さに欠ける、動きも
多少鈍い、体も大きい、しかも頭部が丸く口の部分が突出していない。
“ゴンドウクジラだ!”
と僕が気付いたときには、既に秋野さんはフィン、マスクを装着し、 スノーケリングの準備完了。
秋野さんに近づき、“ハシナガイルカと違って遊んでくれますかね?”と聞くと、
“遊んでくれる確率はある!けど、ゴンドウクジラって人を襲ったことがあるらしい”とのお答え。
その話は聞いた事があったけど、やっぱりクジラと遊びたい!
そそくさと準備を整え、少し遅れて水中へジャンプイン!
水に入った途端にクジラの鳴き声が耳に入る、辺りをみまわすと4頭のグループが 水深10m位の所を横切っていく。これは行かねばと思い、スキンダイビング開始。
何度か並んで泳ぐ事は出来たけれど、残念ながら彼らの目をはっきりと見る事は 出来なかった・・・
けど嬉しかったのは、彼らどうしで遊んでいたのかもしれないけど、僕が並んで泳いでいる ときに、おなかを見せて泳いでくれた事。 そして、彼らの体が水の青にとけて、とても幻想的でした。
水中で人間以外の哺乳類と遭遇したのは初めてのことだったので、僕自身にとって、とても インパクトの強い経験となりました。
 さてお客さんの反応はと云うと、なぜかみんな冷静・・・・・
ちなみにお客さんは総勢10名。(外人さん8名、日本人2名)僕等と一緒にジャンプインした お客様はたった二人。まあ多少波はあったんですが・・・
結局このクジラとの遭遇を楽しんでいたのは、僕と秋野さんだけでした!!
(ゲストの皆さん、長時間ボート上で待たせてしまいごめんなさい!)
秋野さん曰く、あの群れは“ユメゴンドウ”ではないかとのこと。
この時期から6月位まで遭遇率が上がるそうです。
こんな嬉しい遭遇もたまにありますので、皆さんもスキンダイビングの練習をして パラオに来てみてはいかがですか?
パラオライフ・リポート

■ モビーズのボートコート
■ クジラまた。
■ 能天気なパラオ
■ パラオ人とちょっと面白い話
■ マンタの腸洗い・画像!
■ マンタに観察された!?
■ ベイビーラッシュ!
■ ハシナガイルカと水中遭遇!
■ くじら♪
■ カパカパ?パカパカ?
■ クロマグロと魚の値段
■ ジュゴンに会えた!!
■ 棒刺し名人
■ エピソンカップ

■ やしの木の小さな話   
■ トンボなのに蜂柄
■ 網タイツ
■ タケ・タケ・竹
■ 彩雲
■ 迫力!
■ 岩をも削る食いしん坊!
■ 食べてる!
■ あの鯨の行方が…
■ ワニ出たっ!
■ 新記録!
■ なんだこれ???
■ ヤマアラシエイ!
■ 震える壁画
■ 世界旅行博
■ 社長の釣りログ
■ 正しいビーチはどこ?
■ 夕日の話と日本とパラオ
■ 知りませんか?
■ マーブル模様
■ 傷だらけの背中
■ ヤシガニの採り方
■ 
■ ちょっと辛口?
■ 南国パラオの寒いアドバイス
■ ついてるそれとも・・・
■ 縁は奇なもの
■ ちょっと痛い話
■ パラオのふつう
■ デムール号の行方
■ パラオは凄かった!
■ サルパとお気に入り!
■ 最近の海?
■ パラオでOW講習
■ 運命の出会い?
■ ビギナーズラック?U
■ レックダイビングについてU
■ ある1つの疑問から...
■ 最近のお気に入り!
■ ビギナーズラック?
■ レックダイビングについて
■ ドリフトスノーケリングツアー
■ 初体験クジラと泳ぐ