ずーとずーっと前、まだ日本にいた頃、小川1号とガイド仲間が、ブンブクについて何やら話をして
いたんです。 ”いったいこれ何?” ”これ何の仲間?”
 遠くで聞いていた私は話をしたくてウズウズ・・・ 。
とうとう失礼にも ”どう見てもウニにしか見えないよぉ!”と叫んでいました。
彼らの反応は ”あーなるほどねぇ” でした。ウニが好物だったからですかね?
 私にしてみれば、あの形は、ウニに以外に考えられなかったんだけど、 今思うと、彼らにはいったい何に見えていたのか、先に聞けばよかったなと思っています。
 面白い答ががあったかもしれないと思うと残念。
 その時に感じたのは、興味がないって言うのは、”そこに何があっても無いのと一緒なんだな” いうことでした。(防波堤や、港にブンブクやタコノマクラが無造作に転がっているのを、小川 1号は見ているはずなので・・・)
 しかし・・・
 最近、なんだかマンタに興味が出てきたんです。
今シーズン、ジャーマンのマンタに、比較的近くで長時間観察する機会に何度か恵まれて、ふと目
に付いたことがあったんです。
 口のすぐ内側で上のほうにある、切れ込みのようなもの。切れ込みの中には着せ替え人形の洋服
の肩の部分にある四角の突起物(折しろ)みたいなものが入っているんです。
これです。これ!何だと思いますか?
パラオのダイビングと最新トピック・マンタ
糸巻きの内側、口の中にある、折しろみたいなもの・・・引っ張り出したくなりますよね。
 なにかのカバー?中に何か入っているのか?
その折しろみたいなの引っ張ってみたら何かある?よし!また次回じっくり意観察するぞ!
 このことを約3週間小川1号に、事あるごとに話しては、”見てみてね”と言っていました。
しかし、なかなか反応が返ってこないんです。煮え切らないので、友達と食事をしたときにその話を
力説てみました。そのときも ”なんだろうね” なんてみんなで言っていたのです。 
 そこで友達と別れてから、図鑑を引っ張り出し、調べたり、”この辺にあるんだよ”と1号に訴え
て、異島のマンタ先生の写真集を見せて ”ここ!これ!”って聞いてみると、
”なんだそれのこと?鼻じゃないの?”
 ”えーーーーー鼻ぁ?” ほんとだ。確かにそれっぽい。
でも、これが本当に鼻かどうかもう少し聞かないとね!ってわけで凝りもせず、いろんなガイドさんに
聞いてみてたら、良い情報をゲット!NHKでマンタの特集をやったって言うんです。
 うーん。鼻でした。
で、そのときブンブクの一件を思い出し、随分反省したわけです。ごめんなさい!わかんないものは
わかんないです。でも鼻が口の中にあるなんて…
 今シーズンもまたマンタや、エイたちにはいいものを見せていただきました。マンタの腸洗い、
マンタねらいで入ったのにオルネードイーグルレイが2度も出たり、大きさ1mくらいの赤ちゃんマンタ
に出会えたり。(最近良く出ていたヒメイトマキエイではなく、ちゃんとマンタの赤ちゃんでした)
アー海って楽しいですね。
 NHKのビデオと写真を提供して頂いたはらぼんこと、原山君に感謝です。
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ちょっと辛口?

 先日(Oct.28.’03)本当に久しぶりにファンダイビングに行って来ました!
やっぱりファンダイビングって楽しいね。
 それに楽しいだけではなく、お客さんの気持ちになって色んなことが見れるってのもプラスになりま
す。ガイドとお客さまの視点、考え方って異なりますので色々と刺激になることが多いのです。
 ちなみに先日はパラダイスダイバーズさんのボートに乗って、ジャーマン、ニュードロップ、
St.カーディナルを潜ってきました。ジャーマン、ニュードロップはもちろん面白かったんだけど、驚い
たのはSt.カーディナル! 初めて潜ったけど見所沢山とにかく面白い!魚も豊富、ハードコーラル
も生き生きしてる、マクロ、ワイド、カメラ、ビデオ、フィッシュウォッチング全てのダイバーに受け入れ
られるポイントだと感じました。
 本当に幸せな気持ちにしてくれるポイントですよ。
 このポイントは以前から知られたポイントらしいのですが、きちんとポイント開発をして潜られ始めたのはここ数年のようです。
 以前はコロールコーラルガーデンやら、いろいろな名前がついていたそうですが、デイドリームさん
がポイント開発を進め、現在のSt.カーディナルに落ち着いたようです。日本のダイビング雑誌などで
も紹介されていたので、どんなところか興味はあったのですが、なかなか潜る機会に恵まれず昨日まで至っていました。
なぜ興味を引いたのか?
 それはポイントの紹介文に
“ハードコーラルが生きているのでサンゴを壊さぬよう充分注意が必要!”
 のようなことが書かれていたからなんですね!内/外洋を問わずハードコーラルが生き生きと生息
する一般に知られたダイビングポイントはエルニーニョ以来少なくなってきていますから、どれだけ
サンゴが綺麗なポイントなのか潜ってみたかったのです。(無いわけでは有りませんので誤解無く)
内湾で限定すると“ニッコウベイ”もハードコーラルを観察するには良いところですが、今はコーラルの
保護のため“ニッコウベイ”エリアでのダイビングは禁止(自粛かな)されています。
 そういえば最近、ダイビングポイントの好みが多少変わってきたんですよ。コーラル及びコーラルと
他動生物のマッチングに惹かれるようになりました。最近のお気に入りポイントをあげてみると、
ゲロンインサイド、ジャーマンウォール、ガルメ裏(ガルメアウス島の裏手)、ゲドブスコーラルガーデン、
アリスコーラルガーデン
などです。
なんか皆さんが嫌がりそうなポイントばかりですね・・・
 これらのポイントに共通するのは砂地で根が点在、入るポイントをおさえればコーラルが綺麗、小
物メインだけれど大物出現率も高いってポイントばかり。
(勘違いしないで下さいね、決してブルーコーナーやウーロンチャネル、その他メジャーポイントが嫌いになったというわけではありません。)
 そこへ持ってきて昨日のSt.カーディナル、めちゃくちゃヒットでした。
 最近パラオではカレントフックの使用を勧めるダイビングショップが増えてきています。
これは流れの中で楽に魚を観察する為のみではなく、サンゴやリーフへのダメージを最小限に抑え
ようという目的があります。安全性、快適性の向上、環境保護のためフックの使用を勧めるショップ
が増えてきているのはとてもいいことだと思います。
けれど、お客様の協力も必要なのですよ!
浮力のコントロールが出来ない、潜降がうまくできない、泳ぐのが大変、こんな状態の方に”リーフ
フックを使って下さい。” ”サンゴの保護にも気を使って欲しい。”と言ってもストレスをためるだけで
すよね。パラオはある程度スキルがないと、お客さま自信が楽しめないところだと思います。
またスキルがあってもたまにマナーに欠けるダイバーがいるのが残念です。
写真、ビデオを撮るためにサンゴを踏んでいたり、しっかり足でホールドしていたり・・・
せめて岩にしてよ   と思うことが多々あります。
環境保護のために何にも触れてはいけない、水底への着底も禁止なんてところもありますからね。
(パラオはそこまで厳しくありませんが)
人が入ることで少なからず環境に影響を与えていることは間違いのないことなのです。
さらにまともにダイビングの出来ない方の数が増えたらどうなることやら・・・
安全な楽しいダイビング、環境の保護なんてできっこないですよ。これはダイビングを提供する側と
お客様が一緒に考えていかないといけない問題だと思います。
なんかだいぶ辛口になってきたので先ずは落ち着きますか・・・。
もし僕がガイドでSt.カーディナルにお客さんを連れて行くとしたら、しつこいブリーフィングに
なるだろうと思います。サンゴは壊して欲しくないし、砂も巻き上げて欲しくないのでね!
(どこのポイントであっても注意して欲しいのですけどね。)
さーてと、次回の休みはどこにいけるかな、楽しみ楽しみ!
なんにしてもHappyDivingなのです!今回はこれまで。
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南国パラオの寒いアドバイス

 ちょっと 日本に帰国してすっきりした(気分だけ)小川2号です。親知らず抜歯のために帰国したの ですが、今の歯医者さんってすごいですね。”もうハイテク!”って感動しました。
 レントゲン写真も以前のようにフィルムを噛まなくていいし、そのレントゲンの装置は顔の周りを まわって全部の歯を撮影!!これだけでも驚いてるのに撮った写真は転送されて、治療する椅子 の前のモニターに映し出される。”ひゃー日本ってこんなにすごいの?”と本当に感動です。
ちなみに私は最近の携帯の使い方も知りません。
 日本は梅雨の時期真っ只中。毎日、くもり、雨、くもり、雨。寒かったですね・・・
そして意外に乾燥しちゃいました。
 ずっと部屋の中に居たからでしょうか?私もさすがに梅雨の時期は乾燥しないだろうと思っていた
のに・・・ん?乾燥?”うそぉ”と思うでしょう。ここからが本題です。
 今回の題名も“何のこと?”と思われるかもしれませんね。
“もしかしたらパラオのイメージダウンになるかな?”などと思いつつも、
パラオの旅を快適に過ごしていただくために書きましたので、是非是非参考にして下さい。
 パラオのロックアイランドを一度訪れた方はその形、緑の濃さ、共に忘れがたいものだと思います。 パラオのロックアイランドは大昔、火山の隆起活動によってさんご礁が持ち上がって出来た島々です。 さんご礁なのでその地層のほとんどは 石灰石から成り立っています。 その石灰石を波や、雨水、そして貝の仲間(代表的なものでヒザラガイ :貝の仲間はかなり鋭い歯を持っているものがいます)が侵食して、あの独特な形が形成されました。
 その石灰石の上にあれだけの緑モリモリ。それも海水が混ざっていても大丈夫な マングローブではなく椰子、ソテツ、パンダナスなどの真水を必要とする植物がいっぱい生えています。
もちろんロックアイランドにはちゃんとした川などありません。
ということは・・・降水量も多いんです。マンタや遺跡で有名なミクロネシアのポナペ島、 こちらの降水量は年間約6000mm、はたまた楽園グアムは約2000mmです。
さて、パラオは・・・だいたい4000mmといわれています。
今は雨季乾季関係なく、降る時は降っています。
 6月から11月くらいまで、雨季のイメージがあるせいか、本当にお客様がめっきり減ってしまいます。 先程も言った通り、雨に関して言えばあんまり雨季乾季は関係ありません。
でも台風シーズンといえばそうだし、風の向きが南側から吹くといえば、そうだけど・・・
べたなぎ・鏡みたい!
水面が鏡のようになって、水中が丸見えで、水面に雲なんかが
映っちゃって、水中からも雲が見えてて・・・

ビデオ日和、カメラ日和!!こんな楽園のような状況、実は雨季の方が多いと思うのです。
私達の撮った写真も殆どが雨季といわれる季節に撮ってます。 まあ、シーズン中は自分で写真を撮る暇もないんですが・・・
 たまにお客様から、”南国だから湿度がなくて、雨が降ってもスコールなんでしょう!”とよく聞かれますが、ん・・・これちょっと違います。
 湿度が少ないように感じられますが平均80%。 風がない時の暑さといったら・・・
島国なので風が抜け、いつもだいたい風が吹いてるために涼しく感じます。
思いっきり晴れているのに、洗濯物の乾きも悪いんですよ。
本当です。
 逆にハワイなんかは湿度が低いので日陰に入ると寒いくらいです。
それじゃなんで日本の夏は蒸し暑いんだろう?と考えて、気付いたことは、 風が動いていないこと・・・。これが暑くてうっとしい理由じゃないかと思います。 秋になると急に湿度が下がるため、帰国した時には、肌の乾燥がとっても気になります。
 パラオだと(汗をかいているって説もありますが)お肌はしっとりです。
そんな感じなのでついついスキンケアを怠ってしまうのです。
 雨はというと、スコールが降るのは珍しく、たいてい雨が降るとずっと降っています。
以前、雨がどのくらい降るのか調べたエージェントの方がいました。年間半分くらいだったそうです。
彼はサイパンからこちらに移ってきたのですが、あまりの雨の多さに日数を数えてしまったそうです。
 でも雨が降っても海の中は最高ですよ!!(風さえ吹かなければ問題ありません)
パラオのメジャーなダイビングポイントの近くには川が無いので、雨で水中が濁るということが無いのです。
そんな雨の恩恵のおかげで、現在私達はロックアイランドの素晴らしい自然を見ることが出来ます。たとえば鍾乳洞。
パラオには多くの鍾乳石、鍾乳洞が存在します。
有名どころではダイビング可能な水中鍾乳洞のシャンデリアケーブ。
雨水の水滴があるからこそ、石灰石が溶けて出来上がったダイナミックな地形です。
今もなお成長を続けています。
 ダイビングポイントに向かう途中とかに、よーく観察してると ”ここに鍾乳洞あるかも” とか、
”あれ?あの窪みの奥はマリンレイクかな”ってところが多く見られます。探してみてくださいね。
 さて、マリンレイクと呼ばれる海水湖。これはレイクと言っても海水と少し淡水が混ざっています。
こちらも形成にも雨水が欠かせなかったはずです。さんご礁から出来た石灰質の地層なので、もと
もと空洞も多いのですが、雨水が空洞や無数の穴を作ったのもあります。
そのため、外側の海との小さな通路が出来て、海水の湖が出来たとされています。
 有名なジェリーフィッシュレイクもその1つです。マリンレイクは不思議な場所で大発生が大好き。
タコクラゲばかりの場所もあれば、サカサクラゲだらけの場所もあります。
小さい通路のおかげで大型の天敵が侵入しにくかったことも原因の1つです。
淡水と海水が混ざっているし、潮の抜けも悪いのでちょっと川臭いのですが、一見の価値ありです。

ミルキーウエイも溶け出した石灰石がなぜか溜まってしまった所。
本当にきれいなバスクリン色(乳白色)をしています。
ここの泥、ちょっと硫黄分やミネラルも含まれており、お肌にはとてもよいらしいのです。
このミルキーウェイの泥(と言ってもとても白く粒子の細かい泥)、日本ではとても高い値段で売られ
ているようですね。エステツアーもあるようです。
潮の満ち引きによっていけない場合もあります・・・
 そして、雨上がりといえば虹!ダブルレインボーなんかも見れちゃうし、虹の始まりがすぐ近くで
見られることもあります。また、バベルダオブ島では、虹を州のシンボルにしている所もあります。
雨の時のパラオ、ここからが大事!パラオにくる時は防寒着、タオルを忘れずに!
 ボートはだいたい時速40kmくらいで走ります。雨が降ると寒い寒い。
体感温度が測れる温度計を持ってたら、計ってみたいくらいです。
 ダイビングで冷えた体のまま、雨に降られながら、水着でオープンカーに乗っている事を想像して
下さい。考えただけで”ブルッ”ときます。
 とても痛いし、寒いのです。ちなみに私、雨降り時にはカッパ、フリース、毛糸の帽子等を着用しています。えっ?信じられない?本当です。
ちなみに欧米人の方は平気みたいです。私達の格好を見て冷たいコーラを片手に ”NO WAY!!”って叫んでますからね。 どうか参考にして下さいね!本当は晴れてることに越したことはないのですが・・・
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パラオライフ・リポート

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