パラオのダイビング・オプショナルツアーはネコマリンで。1985年にオープン以来、ダイビングをはじめパラオのオプショナルツアーのトータルケアを展開しています。 2004年にはショップもリニューアルしてマリーナ、プール、レストランも充実。世界遺産のパラオでラグジュアリーな時間をお楽しみください。
パラオの海へ!世界遺産の海で遊ぶ。
 どうして危険? ・ どうしたらいい? ・ 気をつけてほしい危険な生き物たち → ゴマモンガラ ・ クマノミ ・ オニヒトデ ・ クラゲ ・ 
 サンゴ・イソギンチャク ・ オコゼ・カサゴ ・ シャコガイ ・ イモガイ ・ サメ ・ エイ ・ ウミヘビ ・ 餌付けについて 
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パラオの海で遊ぶ!

世界遺産・パラオの海でスキューバダイビングやスノーケリング♪
でも・・・海には危険な生き物たちもいます。
その代表的な生き物たちの一部を御紹介します。
快適にパラオ旅行を過ごしていただくための参考にしてください。
また、安全のためご自身でも図鑑等で確認してみてくださいね。

− ご理解をお願いします −
ここでは危険な生き物と称していますが、紹介している生き物たちは悪者ではありません。生き物への正しい理解と敬意を払って楽しく遊びましょう。

どうして危険?

毒を持っていたり、攻撃してきたり。
これは・・・ → 食べるため、身を守るため、子孫を残すため : 生きるために必要だからです。
私達、人間と一緒ですね。
陸上に比べて、海の中は生存競争も激しく、敵も多い危険な環境です。
そのため、海には多くの毒を持つ生き物や、時には攻撃的な生き物がいるのです。

どうしたらいい?

パラオ スノーケリング ダイビング
間違った行動をしなければ、海の生き物たちのほとんどは私達には何もしません。
魚の歯や体の刺は思った以上に鋭く強力です。
餌付けはやめましょう。
なるべく肌が露出しないようラッシュ・ガードやラッシュ・レギンス、ウエットスーツなどを身につけてくださいね。
サメの多いエリアでは水面でバシャバシャすることは危険です。静かに観察することで魚に恐怖心を与えず、安全に見ることも可能になります。 私達が彼らのフィールドに勝手にお邪魔するので敬意を持って接するよう心がけていきましょう。


気をつけてほしい代表的な生き物

パラオのスノーケリングやダイビングで代表的な気をつけてほしい生き物をご紹介します。
ここに載っている以外にも危険な生き物はたくさんいますので、安全のためにも図鑑等でチェックするようにしてください。

ゴマモンガラ・キヘリモンガラ → 卵を守っています。

卵を守っている時は危険度スーパー・ナンバーワンの魚。
英語名はトリガーフィッシュ。矢印で示した背びれが引き金のように垂直に立ったら要注意。
怒っている証拠です。
パラオ ダイビング スノーケリング
ダイビング、スノーケリングとも要注意です。
普段はそれほどでもありませんが、卵を守っている時は、想像以上に凶暴です。 卵は淡いピンク色。そのテリトリー内に入るとしつこく攻撃されます。
ウエットスーツを破って噛まれる、フィンがちぎれる、マスクが割れるなど卵を守るため本当に必死。

巣から円錐状にテリトリーがありますので、その上を通過しないこと。 真上を通らず迂回しましょう。
パラオ スノーケリング ダイビング
スノーケリングでは知らないうちに挑発してしまうことがあります。 特に水面に顔を出して水中でフィンキックをしている時です。 (マスクを直したり、お友達とお話中)
水中では視野が狭くなりがちです。 水平に浮いた状態でカメラや魚に夢中にならず、常に周囲を注意してみましょう。


クマノミ → 卵を守っています。

パラオ スノーケリング ダイビング
可愛いクマノミも卵を持っている時は攻撃的。
指やおでこに突撃してきます。
卵を持っていない場合でも、近すぎる観察は、噛まれることもあります。 イソギンチャクの脇に直径1mmほどのつぶつぶがあったら要注意。卵です。 優しく見守ってくださいね。
この他にもスズメダイの仲間のニセネッタイスズメダイはテリトリー内に入られる事をとても嫌がります。


オニヒトデ → 毒有り!

パラオ ダイビング スノーケリング
トゲトゲの部分に毒があります。刺されるととても痛く、腫れ、治るまでに時間がかかります。 最悪の場合には生命に関わるとこも。 私の経験上、パラオでは水温などが上昇したり、サンゴが元気がなくなると浅瀬で見かけやすくなります。
干潮時やサンゴとの距離が近い時には注意してください。
サンゴの間の見えにくい所にいることもあります。


毒があり、サンゴを食べてしまうので、悪者のように言われていますが、オニヒトデにとっては、毒もサンゴを食べることも生き延びるために必要なことです。 また、パラオではサンゴが元気な時よりも、元気のない時に見ることが多いので、何か理由があるはず。 私達がフィンでサンゴを折ったりするほうが意味の無い殺生につながりますので気をつけましょう。

クラゲ → 毒あり

パラオ ダイビング スノーケリング
一般的にクラゲは強い毒を持つ生き物です。クラゲ達の移動はとてもゆっくり。移動のほとんどが、風や潮の流れに影響されます。
餌を摂るため、外敵から身を守るために毒を持つようになったそうです。主に長い触手に毒があります。
海で遊ぶ時は、肌を露出しないような格好を心がけましょう。
パラオの有名なジェリーフィッシュレイクのクラゲは毒が弱いこと、 毒のある場所が刺されにくいので、安心してスノーケリングすることができます。 ジェリーフィッシュレイクでは私達がクラゲを傷つけないようにしましょうね。


サンゴ・イソギンチャク → 毒あり

パラオ ダイビング スノーケリング
サンゴやイソギンチャクも、刺胞動物といわれるだけあって、触ると刺されます。 これは、動かずに餌を摂るためと、外敵から身を守るためです。
種類によっては触ってすぐヤケドのような水疱ができるもの、電気ショックの様な衝撃があるものなど、とても痛いものもあるので気をつけましょう。
サンゴでの擦り傷にも気をつけてね。


この他に・・・柔らかそうに見えるイソギンチャクや、ソフトコーラル類も毒を持っています。
パラオ ダイビング スノーケリング
パラオ ダイビング スノーケリング
柔らかそうな先端に刺胞毒があるので触らないようにしましょう。 稀にとても痛いもの、毒が強いものがあるので注意してください。 また、私達がこれらの生き物たちを傷つけないようにしましょう。


オコゼ・カサゴ → 毒あり

パラオ ダイビング スノーケリング
オニオコゼ、ヒメオニオコゼ、カサゴは岩のような形をしているので見分けることが難しい魚。 泳ぎも比較的苦手です。
泳ぎが不得意な生き物は毒が強いものが多いので気をつけましょう。
岩だと思って間違って触らないように。


パラオ ダイビング スノーケリング
こちらは派手なミノカサゴ達。
トゲトゲの先端に毒があります。
キレイな色、鮮やかな色の生き物には毒があるものが多いので要注意。 派手と言えば、ウミウシや貝なども毒を持っているものがいます。


シャコガイ → 閉じる殻に注意

パラオ ダイビング スノーケリング
動けないので身を守るために殻を閉じます。
大きいものは完全には閉じないと言われていましたが・・・閉じます。 何かを挟んで閉じた場合には、シャコガイの貝柱を切らない限り、殻を開けることは難しい状況となります。 少しのダメージがシャコガイにとって致命傷になります。 いたずらしないようにしてね♪


イモガイ → 毒あり!

パラオ ダイビング スノーケリング
イモガイの仲間は毒性が強く、毒銛に刺されると生命に関わることもあります。 ビーチでできれいな貝を見つけたら注意が必要です。生きているイモガイにはさわらないようにしてください。 イモガイの仲間は観察するだけにしましょう。


サメ

パラオ スノーケリング
パラオといえばサメ。スノーケリングで見かけるのは、このブラックチップシャークがほとんどです。 サメは意外に臆病。餌を持っていたり、血を流していない限り、まず襲ってくることはありません。 このサメは浅瀬にいるので、クレイリーフシャークよりは注意が必要です。 餌を持っていたり、血を流していない限り襲ってくることはありませんが、 水面でバシャバシャ水しぶきをあげる泳ぎは避けましょう。 動くものに反応してきます。
水面では静かに浮かんでスノーケリングをしてください。


ダイビングで一般的に見られるグレイリーフシャークです。
パラオ ダイビング
普段は攻撃的ではありませんが、中層などで自分たちの周りを周回し始め、徐々に深度をあげて近づいてきたら要注意。 なるべく動かないようにして、ガイドの指示に従って早めにボートに上がりましょう。 慌てるのが一番危険です。 この他に比較的おとなしいホワイトチップシャークを数多く見かけます。捕食している場合は近づき過ぎないようにしましょう。


サメのいる海域では、
餌を持たない。
水面付近でバシャバシャしない。
捕食などで興奮しているサメを刺激しない、近づかない。
サメに恐怖を与えない。(サメが恐怖を感じると威嚇行動を取ります。)
見慣れないサメは要注意。

エイ → 毒

パラオ ダイビング スノーケリング
エイの仲間は尾の付け根に針があり、
毒を持つものがほとんどです。
私達が静かにしていれば、エイも怖がりません。
近くで観察することができるかも!
マダラトビエイは、パラオでは伝説の神の使いです。
多くのパラオの人々は畏敬の念を持っています。
追いかけたりしないようにしてください。


ウミヘビ → 毒

パラオ ダイビング スノーケリング
口が小さいためほどんど噛まれることはありません。
驚かせたりしないようにしましょう。
ウミヘビもパラオでは伝説の神の使いです。
多くのパラオの人々が畏敬の念を持っています。


餌付けについて → やめましょう

パラオ スノーケリング ダイビング
写真に写っているお客様は餌付けはしていません。
あるポイントでは日常的に餌付けされているので、餌がなくても人を怖がることなく魚が寄ってきます。
魚の歯、体の刺はとても鋭いものが多いく、小さな魚でも噛まれ方によっては腫れることも。 体長5cm以上の魚は歯の大きさ、噛む力も強くなるので注意。
安全と環境のためにも餌付けはやめましょう。


海の生き物たちへ

やさしい気持ちで楽しく遊びましょう。
パラオの海で遊ぶ♪スノーケリング ダイビング
世界遺産の海で遊ぼう♪  ツアーの様子はブログから! → パラオ海草日記