パラオでダイビング♪
パラオのダイビングの基本はボートでドリフトダイビング。パラオの有名ダイビングポイント、
ブルーコーナーなどでは、魚を観察するためにカレントフックを使用することもあります。
カレントフックもダイバーの間で定着してきているのでマイフックをもっている方も多くなりました。
カレントフックの楽で安全な使用方法をご紹介します。
カレントフックの使い方
ドリフトダイビングでは流れにのってダイビングするのが基本ですが、地形によっては潮がリーフにあたる場所があります。
カレントフックを使用するのは、程よい流れのあるところで楽にダイビングするためと、サンゴに与えるダメージを少しでもなくするためです。 左上の写真のようにフッキングするために、使い方のコツをご紹介します。 初めての方はイメージトレーニングに、既に使ったことがある方はリファレンスにご利用ください。 (カレントフックは程よい流れの時に使います。下記は一般的な方法。詳細はブリーフィングで!!)
潮の当る場所では魚たちが群れを成し、
サメなどの回遊魚が優雅に泳いでいます。
そのポイントに留まって、回遊魚を観察したり、
群れの写真を撮るのにカレントフックを利用します。
サメなどの回遊魚が優雅に泳いでいます。
そのポイントに留まって、回遊魚を観察したり、
群れの写真を撮るのにカレントフックを利用します。
カレントフックを使用するのは、程よい流れのあるところで楽にダイビングするためと、サンゴに与えるダメージを少しでもなくするためです。 左上の写真のようにフッキングするために、使い方のコツをご紹介します。 初めての方はイメージトレーニングに、既に使ったことがある方はリファレンスにご利用ください。 (カレントフックは程よい流れの時に使います。下記は一般的な方法。詳細はブリーフィングで!!)
・カレントフック
ネコマリンで販売しているカレントフックです。
ご購入される際には丸で囲んだフックのカーブ部分の角度が深いものにしましょう。 引っ掛けるときに楽。
クリップ付きは取り外しが便利なのでお勧めです。
流れの向きによってフックを付け替えることでバランスが良くなります。
ご購入される際には丸で囲んだフックのカーブ部分の角度が深いものにしましょう。 引っ掛けるときに楽。
クリップ付きは取り外しが便利なのでお勧めです。
流れの向きによってフックを付け替えることでバランスが良くなります。
@リーフフックを取り付ける
BCDの右か左の、(出来れば中央寄り)D-リングなどにカレントフックを取り付けます。
そのままだとぶらぶらして危ないので、ポケットなどにしまいましょう。
ロープワークが出来る方はシングルかダブルループでコンパクトにしまっておくのもおススメ。
そのままだとぶらぶらして危ないので、ポケットなどにしまいましょう。
ロープワークが出来る方はシングルかダブルループでコンパクトにしまっておくのもおススメ。
Aガイドからのサイン
”もう少しでフッキングポイントだよ!!”っていう所で、ガイドがサインを出します。
この時点でポケットからフックを出さなくても大丈夫。
フックはリーフにつかまって落ち着いたら出しましょう。
フックをこの時点で準備しないそのわけは・・・。
ポケットの中のフックを探している間にガイドを見失う可能性があります。 流れている時には、ガイドを常に見ていましょう。
フックはリーフにつかまって落ち着いたら出しましょう。
フックをこの時点で準備しないそのわけは・・・。
ポケットの中のフックを探している間にガイドを見失う可能性があります。 流れている時には、ガイドを常に見ていましょう。
Bフッキングするポイント
左の図の様に、棚の上にフッキングします。
ドロップオフ側にフッキングすると流れが強くて大変!
既に他のグループがフッキングしている場合は、
邪魔をしたり、ぶつかったりしないように
ガイドと周りをよく見てね!
あせらないことがポイント!
ドロップオフ側にフッキングすると流れが強くて大変!
既に他のグループがフッキングしている場合は、
邪魔をしたり、ぶつかったりしないように
ガイドと周りをよく見てね!
あせらないことがポイント!
Cフッキングの方法
1) まずはしっかりと岩をつかんでからフックをかけられるくぼみを見つけましょう!
下の図の左側:○印のダイバーのように
2)しっかり掛かったのを確認したら、BCDに空気を入れて浮いた状態にします。
3)常に片手でフックを持ち、しっかり張った状態と、バランスを保ってください。
悪い例 : 中央と、右側の使用例は悪い例です。
中央 : ロープがたるんでいると、フックが外れやすくなります。もし外れてしまうと・・・
BCDに空気が余分に入っているのと、アップカレントであっという間に水面まで
浮上してしまう危険があります!!
右側 : BCDに空気を入れないと、フィン等で水底のサンゴを傷付けてしまいます。
また、浮き沈み、流れの強度によって、バランスが保ちにくいので、フックを
使っていること自体が大変になります。
下の図の左側:○印のダイバーのように
2)しっかり掛かったのを確認したら、BCDに空気を入れて浮いた状態にします。
3)常に片手でフックを持ち、しっかり張った状態と、バランスを保ってください。
悪い例 : 中央と、右側の使用例は悪い例です。
中央 : ロープがたるんでいると、フックが外れやすくなります。もし外れてしまうと・・・
BCDに空気が余分に入っているのと、アップカレントであっという間に水面まで
浮上してしまう危険があります!!
右側 : BCDに空気を入れないと、フィン等で水底のサンゴを傷付けてしまいます。
また、浮き沈み、流れの強度によって、バランスが保ちにくいので、フックを
使っていること自体が大変になります。
Dガイドのサインが出たらフックをはずして移動!ドリフト開始!
1)BCDの空気を抜いてからフックをはずします。
2)移動するときはグループ全員が揃ってから。ガイドの合図で移動開始。
流れているときにはあっという間に離れ離れになってしまいます。
注意
とにかくガイドを見失わないように!!
フックをしまうのは落ち着いてから!
流れているときにはダイビングの最後で
ダウンカレントなんてこともありますから・・・
上記は、程よい流れの時の一般的な方法です。流れによっては安全のため使用しない場合もあります。 詳細はブリーフィングで!
パラオの海へ!