パラオのダイビング・オプショナルツアーはネコマリンで。1984年にオープン以来、ダイビングをはじめパラオのオプショナルツアーのトータルケアを展開しています。 2004年にはショップもリニューアルしてマリーナ、プール、レストランも充実。世界遺産のパラオでラグジュアリーな時間をお楽しみください。
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パラオの沈船(レック)情報

パラオのダイビングスタイルの一つ、レックダイビング。
本が出版されるくらい、たくさんのポイントと、物語があるのをご存知ですか?
日本のダイバーの皆さんが殆ど知らないパラオのレックポイントを紹介していきます。
レックポイントは沢山ありますが、ここでは潜ったことの有るポイントとスノーケイングツアー、 カヤックツアーで行くことが可能なポイントのご紹介。 パラオの違う一面も是非見てください。


Jake Seaplane :アイチ製E13A零式水上偵察機

撃墜され、珊瑚上に機体が残る。水深15m。
マンジュウイシモチ等、内湾のアイドル的存在の魚も観察できるポイント。
ダイビング・ジェイクシープレーン
ダイビング・ジェイクシープレーン

右写真は以前水中にあった横河電気製の通信装置。
銘板の写真には製造番号、製造年月(昭和16年、もしくは18年、2月)と横河電気の社名あり。

JAKE SEA PLANE & CAVE:アイチ製E13A零式水上偵察機

カヤック・ジェイクシープレーン
日本軍が格納庫として使用していた洞窟の正面に、空爆された水上飛行艇が沈む。水深2m。
カヤックツアーのアイライコースで。

JAKE SEA PLANE & CAVE:アイチ製E13A零式水上偵察機

ロックアイランドツアー・ジェイクシープレーン
マラカルの水上飛行艇。水深2m。
ロックアイランドツアーで。
潮位が低い場合には立ち寄り不可。

Japanese Zero U:三菱製A6M零式戦闘機

ロックアイランド・ゼロ戦
撃墜され、浅いリーフ上に機体が残る。水深2m。
東側でのダイビングツアーの帰りや、ロックアイランドツアーで見ることが出来ます。 (要リクエスト)
高波や潮位が低い場合には立ち寄り不可。
2012年12月の台風によるリーフ上の障害物のため、ボートの通行不可、現在立ち寄り不可。→ 可能になりました。

Amatsu :タンカー(日本)

総トン数:10,576-ton、全長:150m、水深:25〜30m。
船体の外側は、ムチヤギや珊瑚でいっぱい。残念ながら船内に入ったことは有りません。

Chuyo :軍用貨物船(日本)

総トン数:1,941-ton、全長:90m、水深:25〜35m。
マストの上には珊瑚やシャコ貝。カラフルなスズメダイ達の仲間、ダスキーアネモネフィシュ、甲殻類達。 内湾とは言っても、ロクセンヤッコやギンガメアジ、ウメイロモドキの群れがいる場合も。
透明度が悪いときにはミノカサゴに誤って触らないよう注意しましょう。

Depth Charge Wreck(通称:ヘルメットレック):軍用貨物船(日本、船名不明)

総トン数:1,000-ton以下、全長:60m、水深:13〜35m。
小さなドラム缶のようなものが沢山転がってる沈船。ドラム缶のようなものとは、爆雷(爆弾)です。 触っても平気ですが、動かしたり、大きな衝撃を与えないでください。
ヘルメットが積み重なって残っているのがこのポイントの由来。 大きな船ではありませんが、他と比較して遺留品が残っている沈船。 このヘルメットの他にもベルト、便器、鍋、ガスマスク、桜ビールの瓶、大日本ビールの瓶等などありますが、 遺留品は年々減ってきています。どうかそのままに! カニハゼや、ベンテンコモンエビ、オイランヨウジなどのマクロも楽しめます。

Buoy 6 Wreck :漁船(日本、船名不明)

総トン数:不明、全長:30m、水深:20〜25m。
ダイビングポイント “ライトハウスチャネル” 6番ブイ下のレック。 船の外側には沢山のソフトコーラルがついていてとてもきれいです。 ドリフトする方向にもよりますが、内側のポイントにもかかわらず大物に出会える確率大!

Sata :タンカー(日本)

総トン数:14,050-ton、全長:150m、水深:15〜36m。
パラオに沈んでいる沈船の中ではイロウと同じく最大級の大きさ。
撃沈され、逆さまに沈んでいます。見つけるのが一苦労なレックです。
噂では、この船サルベージされていないので、沈んだ当時のままの形で残っているとか。 他の殆どの船は、スクリューや再製可能な部品はサルベージ作業により取り外されたそうです。

Iro :タンカー(日本)

総トン数:14,050-ton、全長:150m、水深:20〜40m。
パラオに沈んでいる沈船の中では最大級の大きさ。
Chuyo 同様、マストの上には珊瑚やシャコ貝、カラフルなスズメダイ達の仲間、 ダスキーアネモネフィッシュのコロニーなどが観察できます。 甲板上には遺留品、砲台、パラオクサビライシなど見所いっぱい。 ここが1番内部探索が進んでいる沈船。 船内には、ガスマスクや作業用の一輪車、浴室などが観察出来ます。以前は ビールケースもありましたが・・・
魚影も濃く、ギンガメアジの群れや、稀にハンマーや、マダラトビエイ、バラクーダの群れがいる場合もあります。

Teshio :軍用貨物船(日本)

総トン数:2840-ton、全長:110m、水深:10〜20m。
PPRの西の沖に横向きに倒れて沈んでいます。 沈船の中では比較的透明度が良好な為、全貌を見ることが可能。 エダサンゴ、ハナビラクマノミ、ハナミノカサゴ等がついていて沈船の割にはちょっとだけ華やか。

沈船も忘れてはならないパラオの歴史の一つ。敬意を持って訪れましょう。
パラオ ダイビング