EXPERIENCE PALAU

Dive standard and safety


ダイビングスタイル

パラオはほとんどがドリフトダイビング。 流れに乗ってダイビングして浮上後ボートにピックアップしてもらう。これが基本です。
ネコマリンのボートからのエントリーはバックロールです。 エントリー、浮上時はボートに充分注意を!
危険な状況ではない限り、浮上前には安全停止を行ないます。

パラオのメジャーポイントまでは、ボートで約40分 - 60分。 移動時間が長いので船酔い対策や日焼け止めも忘れずに。 天候が悪い場合は、風、雨対策けのボートコートなどのジャケットは必需品です。 パラオの殆どのダイビングボートにはトイレがついていません。 潜るポイントによっては、休憩時間にトイレのあるビーチへ行けない事も多いので、海で出来るようにトレーニングしてきてね。

1日の流れ 持ち物 お申込み ダイビングの予備知識

ドリフト

中層

ドロップオフ

カレントフック

安全停止

エントリー

エキジット

ピックアップ

スキル

パラオの海は “上級者向きの海” ですが、初心者の方でもダイビングできる流れの弱い場合や比較的穏やかなポイントもあります。
そんな場合でもエントリー後に強い流れになることもあります。 上級者向きと言われる理由は、 ほとんどのポイントが水底の見えないドロップオフであること、急激な潮の流れの変化があることが 挙げられます。 最低限、次に挙げる項目ができるとパラオでのダイビングが楽に快適になります。 ご自身と一緒に潜る方々の楽しいダイビングのために、ご協力お願いいたします。

1.適性ウエイトでスムースに潜降ができ、中性浮力を維持できること。
2.フィンキックで推進力を得られること。
3.器材の使い方を理解して的確に操作、管理できること。

アップカレント・ダウンカレント

パラオの海は予測の出来ない流れが生じる場合があります。 気づかないうちに深場へ引かれるダウンカレント、リーフエッジ付近では、リーフ上に押し上げられるアップカレント。 このような流れにつかまらないよう、常にガイドとバディの位置の確認を心がけてください。 ガイドは潮の流れを常に見ながらダイビングをしています。 リーフからの距離、水深をガイドと同じくキープし、ガイドを追越さないように! 魚がリーフエッジで群れているときは、そこが流れているサイン。 魚の顔の向きも注意してね。

なぜガイドの指示に従い、未然に防ぐことが必要なのか・・・

アップカレントが危険なのは浮上の場所。
・急に水面近くまで押上げられた場合、ボートが頭上を通る可能性があります。
・波の高いところ、リーフの浅いところに浮上してしまった場合にボートでのピックアップができないこともあります。
・高波、強い流れの場合には自力で戻れない状態に!! リーフ際の浅い水深は流れがより強くなる傾向があります。

ダウンカレンが危険なのは残圧が少ない、本人が気がつかないという点。
・ほとんどがダイビングの最後、安全停止中なのでエアが少ないことが多い。
・写真などに夢中になって魚と一緒に深場に行ってしまう。
・自分以外の人が浮上していると勘違いをする。

自分の吐いた泡が目の前に停滞する、耳抜きを頻繁にするようだったらダウンカレントに引かれているサインです。強いダウンカレントの場合、BCに吸気+フィンキックしても中々浮上できない場合もあります。ガイドをよく見て指示に従ってください。

スプリットする流れ

パラオのドロップオフ、ウォールはまっすぐではありません。複雑な地形のため、ウォールに当たった潮の流れも複雑になり、いろいろな方向への流れが発生します。 縦方向に大きくえぐれたカットでは潮の当たり方や強さにより、二方向に流れが分かれることがあります。これと合わせてリーフエッジではアップカレントが起きていることも。 うっかりこの流れにつかまってしまうと、グループと離れてしまうこともあります。 そんなに離れていなかったのに!!と思うこともあるかもしれません。それくらい少しの差で流れが違います。 ガイドはなるべく流れの影響が少なく、楽で安全に潜れるコース取りをしています。 常にガイドとバディの位置の確認を心がけてください。 流れについてはブリーフィングで説明をします。

安全停止

パラオではダイビングの最後に安全停止を行います。 安全停止中にバラクーダの群れや興味深い生物に会う可能性もありますし、仲間とダンスしちゃう人も!楽しい時間ですが油断は禁物です。緊張感を持ちつつ楽しんでくださいね。 安全停止の際、ガイドはフロートを水面に上げ周りのボートに注意を促します。 水面にいる他のグループのボートには、 『私たちは浅いところにいます。注意して運転して下さい。』 のサインとなり、 私たちのボートに向けては 『もう少しで浮上します。ピックアップの準備をお願いします。』 というサインになります。 水面でボートが常に近くにいる状態なので安全停止はガイドから離れずフロートの下で。 ポイントによっては、リーフの浅瀬でダイビング終了間際の時間を過ごし、安全停止の代わりにすることもあります。 安全停止の方法もブリーフィングでお伝えします。

フロート

スタンダードな

ダンス!?

バラクーダ

ゆったり

ダイビング器材

メンテナンス、オーバーホールを受けて、パラオへは万全の体制で来てください。

BCD・レギュレーター

ご自身の器材が、フリーフロー等のトラブルで、レンタル器材を利用される方もおられます。 オーバーホールしたての器材は、新しい部品がなじむまでに微調整が必要です。 オーバーホールした器材は何度か使用し、確認してから持参されることをおススメします。

ウエットスーツ

クラゲ、サンゴなどから身を守るためにもフルスーツタイプをお勧めします。水温は28-30度ありますが連日のダイビングで徐々に体が冷えてきます。ゆっくり快適にダイビングするためにも、3~5mm厚のウエットスーツは必要です。 たま~に冷水塊が入ってくることもあるので フードベストやインナーがあると便利です。

マスク・スノーケル

頭が痛かったり、顔に跡がつくほどストラップを締めた経験はありませんか?
マスクに水が入ってくる場合には、位置がずれている可能性があります。 正しい位置で顔に合っているマスクは、ストラップが多少ゆるくても水が入ってくることはありません。 まずは正しい位置に付ける癖をつけましょう。流れの強い場合、マスクがずれることもあるのでスノーケリンルをはずして潜ることもあります。ブリーフィングでお伝えします。

フィン

推進力がきちんと得られるようにご自身のサイズと足の力にあったフィンの長さ、硬さを選んでください。 流れの中でも泳げるフィンを使いましょう。

グローブ

流れの強さによっては安全のためリーフにつかまることもあります。サンゴや他水底生物の保護のためおススメしませんが、流れの中でのダイビングに慣れていない方はグローブを着用しましょう。

カレントフック(リーフフック)

いい流れの場合に使用します。流れがないときには使いません。 また、うねっている、流れが強すぎる場合も安全のため使用しないこともあります。 使用方法などはブリーフィングでお伝えします。 カレントフックの使い方

コーリングデバイス

鈴、タンクバンカーなどの音が出るアクセサリーは、緊急時に使用してください。サメやカメ、マンタなどの大物が出た場合などの使用には控えましょう。 コーリングデバイスに頼りすぎず、ガイド、バディと常にアイコンタクトを取って常に周りを見るように心がけてください。 水中ライトもあると便利です。

安全の為に携行していただきたい器材
・ダイビングコンピュータ
・シグナルフロート(携行が義務付けられています)
・シグナルミラー
・ダイブアラート or ホイッスル

無減圧潜水

レクリエーショナルダイビングは無減圧潜水です。 また、コンピュータを利用してても、限界ぎりぎりまでのダイビングは止めましょう。 もし誤って無減圧潜水時間を超えてしまった場合には、ガイドに伝え減圧停止を実施後ゆっくりと浮上してください。その後のダイビングについては、ガイドと相談し指示に従ってください。

ダイビングコンピュータは万能ではありません。減圧症発症のリスクは一人一人異なります。
ダイビングコンピュータのデータは単なる目安でしかないことを理解した上で常にセーフティーダイビングを心がけてください。

飛行機搭乗時間まで

飛行機搭乗まで、最低でも18時間以上の水面休息時間が必要です。数日に渡り連続してダイビングを行なった場合には、24時間以上の水面休息時間を取るのが理想的です。 潜水医学会からの報告で、2004年以降、深夜に搭乗を控えた最終日に早朝ダイビングに参加され、日本に帰ってから減圧症を発症する方が増えています。 (他地域の3倍の発症率!!) 長く楽しくダイビングを続けるために安全を優先しましょう。

最終日には、 スノーケリングツアー カヤック SUPツアー ランドツアー イルカツアー や マッサージ がオススメ!!

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